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マンプルシ 虚無顔の黒い像 f_148
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トーゴとガーナ北部に住む民族グループ・マンプルシの木像です。前回のご紹介から約1年ぶりにマンプルシの木像(1点)を手に入れることができました。ガーナ北部とトーゴには20万人以上のマンプルシが住んでいると推定されています。マンプルシという民族の呼び方ははっきりと定まっていないらしく、マンプルシの人々は自分たちを「Dagomba」や「Yoba」=「森の人々」と呼
んでいます。マンプルシの村にはモバも住んでいたため、その作品は「モバ」や「ランバ」のものとして紹介されてきたようです。モバやランバと関連性はあるもののその姿にはすこし異なる点があります。モバの像と比較すると顔の表現がより明確なこと、左右の足のアシンメトリーな形状がその特徴と言えそうです。足の生えた「てるてる坊主」を思わせる独特の姿をしています。マンプルシに由来する作品は、19世紀から20世紀にかけての文献での言及もなく、博物館のアーカイブでも見つかりませんでした。ところが、2012 年に同じ販売元からまとまって大型のマンプルシの木像が出回ったことで、ついに「発見」されることになりました。それまでどうして発見されることがなかったのか、秘匿性が高く村ぐるみで隠してきた?異質だからと「ないこと」にされた?モバっぽいからモバにされた?市場向けに製造されただけ?学術的な資料もなく不明なことだらけのため、マンプルシの木像は謎めいた存在となっています。広葉樹から丸ごと彫りだされた硬質な木像は、シンプルな顔の特徴を備えた抽象造形を有しています。そして、それこそがマンプルシの芸術の姿であると、ミニマムな抽象表現を好む海外のマニアに高く評価されています。隠れて現れなかった「未知」の信ぴょう性を、その存在により証明したマンプルシの作品です。大きな頭を上げて虚無顔でなにかを見ているようです。全体的に黒っぽく一部に白っぽいペンキの付着があります。手に持つとずしっとした重さです。左右の足の太さや形状がアシンメトリーで絶妙にあべこべしているかわいらしさです。<参考サイト/文献>Research outcome: Statuary from the Mamprusi region, Northern Ghana-Togo - Encyclopedia of World Cultures - Susan Drucker-Brown ●原産国トーゴ、ガーナ Togo, Ghana●部族マンプルシ ●本体のおおよそのサイズ本体のみh28.0cm (台を含めた高さ)h31.5cm●重さ(台含)約1098g ●素材木、塗料 ●年代- ●来歴EX. in situ.EX. gallery collection(fr)●スタンドの有無有 - 本体と台を固定したスタンド●商品数1点【重要】*こちらのお品には写真のスタンドが付属します*経年によるヒビ・ワレ・欠け・スレ・へこみ・穴・歪さ・汚れ等がございます