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“FENDI” 90’s-00’s Sculpted V-back wide-leg trousers
JPY 32,800.00
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表見頃右側下部継ぎ接ぎ有り 1965年よりカール ラガーフェルドの美学を軸に、毛皮のメゾンとしての技巧と都会的な構築性を同じ熱量で磨き上げてきたFENDIより、ウエストのカッティングだけで佇まいを更新するアーカイブ感のある逸品をご紹介致します。 背面ウエストに深いV字のカットアウトを設けながら、同共布のベルトとゴールドのスクエアバックルで緊張感を一点に集約し
た、端正さと色気を同居させているこちらの逸品。 まずシルエットはハイウエストを土台にしつつ、腰回りを過度に膨らませずに落とす設計となっている為、ワイドレッグでありながら脚線が間延びせず、歩いた時のドレープが直線的に揺れることでスラックスとしての品格が保たれますし、フロントはホックとボタンにジッパーを組み合わせた実用的な開閉で、見た目の静けさを崩さず着用のストレスを減らしていますね。 そして最大の見どころは背面のV字カットで、肌を見せることが目的というよりも、ウエストラインの陰影を一段深く彫り直す構造になっている為、トップスをタックインした瞬間に背中の間が引き締まり、マスキュリンなトラウザーズの語彙を保ったままフェミニンな曲線を成立させている点が、この個体にしかない付加価値と言えますね。 年代感については、ウエスト内側の織りタグが2013年以降の丸みのあるロゴ表情とは異なる旧ロゴの刺繍に寄って見えることに加え、2000年代中盤以降に一般化する偽造防止のホログラムや近年のRFIDが視認できない構成であることから、1990年代後半から2000年代前半のレンジとして捉えるのが信ぴょう性の高い見立てとなります。 裾付近にはL字型のミシン叩きによるリペア跡が確認できる為、オリジナルのレングスから調整されている可能性はありますが、裏を返せば当時の上質な生地感と仕立てが日常の中で選ばれ続けた痕跡でもあり、ただクリーンな個体を並べるのとは別の温度で、時代のシルエットを物理的に残しているところにアーカイブとしての魅力が宿っていますね。 日常への落とし込みとしては、背面の構造が視線を集める為、装い全体は要素を増やさずとも成立しやすく、静かな輪郭で色気を作りたい方や、テーラードの文脈を保ったまま身体のラインに一工夫を入れたい方へ特におすすめの逸品となっております。 スタイリングとしては、シャツや端正なブラウスをすっとタックインして背面のV字を主役にしつつ、上からジャケットやロングコートを重ねることで、動いた時だけデザインが覗く上品な見せ方が出来ますし、もう少し抜け感を出すなら、落ち感のあるトップスにミニマルなレザーベルトや小ぶりなバッグを添えることで、FENDIらしい構築性を保ったままジェンダーレスに整いますね。 是非この機会に。