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“Christian Dior MONSIEUR” 90’s Wide wale corduroy tailored jacket
JPY 62,800.00
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創業以来エレガンスと革新性を軸に、時代ごとの美意識を柔軟に取り込みながら進化を続けてきたChristian Diorより、素材美が際立つクラシックな逸品をご紹介致します。 重厚な太畝コーデュロイを贅沢に用い、畝の一本一本が光を受けて柔らかく陰影を描き出すことで、温かみと奥行きを感じさせる表情となっているこちらの逸品。 低めに設定されたゴージラインと広めに設計
されたラペルは、肩から胸元にかけて緩やかに流れるラインを形成し、当時の空気感を色濃く反映したボックスシルエットと相まって、身体を包み込むようなリラックスした構築美を生み出していますね。 また、袖口に配された4つボタンのディテールはクラシックなテーラリングの文脈を踏襲しながら、均整の取れた配置によって全体の印象を端正に整えており、シンプルでありながら細部にまで配慮された設計が感じられます。 内側には「CD」のロゴが斜めに織り込まれたジャガード裏地が採用されているため、着脱の瞬間にさりげなくブランドのアイデンティティを感じさせる仕様となっており、当時の日本市場におけるラグジュアリーの価値観を象徴するディテールと言えますね。 さらに、本アイテムはカネボウがライセンスを保有していた時代の個体であり、タグに記載されたY-TK-03の表記や旧JIS規格の洗濯表示、そしてMONSIEURライン特有のタグ意匠から、1990年代頃の製造であると明確に判断できる点も大きな魅力で、当時ならではの重厚なコットン100%のコーデュロイ素材は、現行では再現が難しいほどの密度と耐久性を備えていると言えます。 現代のタイトでシャープなシルエットとは対極にある、余白を活かした設計だからこそ、着る人の個性を自然に引き出しながら、日常の装いに奥行きを与えてくれる存在であり、静かに質の良さを語りたい方にこそ手に取っていただきたい一着と言えますね。 スタイリングとしては、落ち感のあるスラックスやしなやかなウール素材のパンツと合わせることで、クラシックなテーラリングの魅力を現代的に引き出しつつ、インナーには軽やかなシャツや柔らかなニットを差し込むことで、素材のコントラストが生まれ、ジェンダーレスで洗練された佇まいに仕上げていただけます。 是非この機会に。