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–SPECIAL– "GIORGIO ARMANI"
80’s-90’s tailored overcoat
JPY 79,800.00
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創業以来、過度な装飾に頼らず素材と構造だけでエレガンスを成立させ、肩の力を抜いたまま威厳を纏える服を提案し続けてきたGIORGIO ARMANIより、仕立ての背景まで含めて価値が伝わるスペシャルな逸品をご紹介致します。 深いVゾーンを描くラペルと、低く設定されたゴージラインが印象的であるこちらの逸品。 前立てはダブルブレストを思わせる深い打ち合わせを持ちなが
ら、ボタン位置があえて低く置かれている為、胸元に余白が生まれ、生地の落ち感そのものが主役になる設計となっていますね。 肩から身頃へかけては芯地の主張が強すぎず、それでも輪郭が曖昧にならないバランスで整えられており、着た時に体を包み込むようなドレープが自然に立ち上がる為、コートでありながらジャケットのような端正さが残るところが魅力です。 袖口には複数のボタンが配され、フロントには水牛調のマットなボタンが用いられている為、金属的な強さではなく、素材同士の静かな調和で品格を作っている点もアルマーニらしい美意識と言えますね。 さらに特筆すべきはタグの情報で、BORGONUOVO 21というミラノの住所が刺繍されたブランドタグは、メインラインの中でも象徴性が強かった時代の意匠として知られており、着る人だけが理解できる格の示し方になっています。 加えて内タグにはVESTIMENTA S.p.Aの表記と、バーコード印字が確認できる為、伝説的ファクトリーが重衣料を請け負っていた時代性と、生産管理が近代化した時期の整合が取れ、推定年代を1988年から1994年頃に置ける信ぴょう性が確保できますね。 この時代のアルマーニは、構築を削ぎ落とすことで生地の揺れや空気感を美しさへ変えることに長けており、こちらもその思想がコートという重衣料に落とし込まれている為、ただ暖を取る道具ではなく、歩く所作まで整える一着として成立しています。 スーツの延長でコートを選びたくない方や、装いを語るより先に佇まいで伝えたい方へ、静かに刺さる逸品となっております。 スタイリングとしては、シンプルなシャツやニットに落ち感のあるボトムを合わせて、直線と余白でまとめるとドレープが一層綺麗に出ますし、タートルネックのように首元を整えるインナーを選ぶことで、深いVゾーンの設計が品良く引き立ちますね。 足元はレザーシューズやミニマルなブーツで締めると、アルマーニが築いた都会的なエレガンスへ自然に接続できます。 是非この機会に。