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–SPECIAL– "GUCCI" 70’s pigskin horsebit piston hobo bag
JPY 96,800.00
MOOD
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内側汚れ有り フィレンツェの職人文化を背景に、旅の気品と馬具のエレガンスを日常へ落とし込むことで、ラグジュアリーという概念そのものを広げてきたGUCCIより、オールドグッチの美意識が濃密に宿っているスペシャルな逸品をご紹介致します。 重厚なクレストパーツと独自のレザー表情が共存し、持つだけで時代の空気まで纏えるこちらの逸品。 まず外観は、肩に沿う柔らかなホー
ボーシルエットでありながら、フロント中央に縦方向のバーをループへ通すピストン式のクロージャーを備えている為、ただのラフさで終わらず、所作に端正さが生まれる設計です。 この金具は馬具の機構を想起させる構造美があり、手を掛けて閉じる瞬間に、機能と装飾が同じ位置で成立していることを実感できますね。 レザーは細かなシボが密に入り、毛穴が三点で並ぶ独特の表情が見られる為、ピッグスキン特有の野性味と耐久性が、上品さを崩さずに奥行きを足しています。 現代のラグジュアリーではカーフ主体へ収束したことで、こうした素材選定そのものが希少になっており、触れた瞬間に分かるハリと、使い込みに応じて角が丸く馴染む変化が、ヴィンテージならではの楽しみになってくれます。 内側には楕円形のゴールドメタルプレートが配され、左側の騎士の紋章、筆記体のGucciロゴ、その下のITALY表記が一体で刻まれている為、ブランドがまだ家族経営の美学を色濃く残していた時代の気配がはっきりと感じられます。 加えてジッパープルにも騎士の紋章とGUCCI刻印が入った重厚な鋳造チャームが採用されており、バッグの開閉という最も日常的な動作にまで、紋章の物語を忍ばせているのが素晴らしいですね。 年代については1975年から1980年頃と見立てられ、その理由は筆記体ロゴの楕円メタルプレートが70年代後半に典型的な仕様であることに加え、重厚な騎士紋章のキャスティングプルが同時期の視覚的同義語として成立している為で、さらに当時の高級ラインで実際に採用例のある真鍮製YKKスライダーが確認できる点も、信ぴょう性を補強しています。 ここで高級ブランドにYKKという違和感が出やすいのですが、当時は機能性に優れたパーツを合理的に採用すること自体が、むしろ実直な物作りの証として残っているのが面白いところです。 サイドのストラップ付け根にはインターロッキングG刻印の金具が据えられている為、クレストという物語性とGGという記号性が一つのバッグで共存し、オールドグッチの豊かさを一段深く味わえる構成になっています。 内装も同系色のレザーでまとめられており、開けた時の統一感が保たれているからこそ、経年を含めてなお上品な印象に落ち着きますね。 この逸品がスペシャルコレクションとして価値を持つのは、消えたはずの紋章をオリジナルの形で携えられる点に加え、素材の選択そのものが時代性を語るレベルで個性的だからで、持つ人の審美眼が静かに伝わるのが最大の魅力と言えます。 誰もが分かるロゴの強さとは別軸で、分かる人にだけ届く格を選べることが、MOODが大切にしたいラグジュアリーの形ですね。 スタイリングとしては、テーラードのセットアップや端正なコートに合わせて、バッグの金具を一点のジュエリーとして効かせるとバランスが取りやすいですし、シャツやニットにスラックスを合わせたミニマルな装いへ添えることで、レザーのテクスチャが装いに陰影を作ってくれます。 また、ドレッシーなワンピースやロングスカートのような流れのある服へ合わせても、馬具由来の金具が輪郭を締めてくれますので、エレガントでモードなジェンダーレススタイルを自然に完成させられる逸品となっております。 是非この機会に。