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–SPECIAL– “Christian Louboutin”
21SS Crystal spike opera slipper shoes
JPY 62,800.00
MOOD
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1991年のメゾン設立以来、赤いアウトソールをひと目で分かる誘惑として確立し、靴というプロダクトを夜の記憶へ変えてきたChristian Louboutinより、エレガンスと反骨を一点で結び直した逸品をご紹介致します。 マットなブラックのアッパーをベースに、トウへ向かって黒からシルバーへ滲むように極小スパイクを密度高く配し、歩く所作だけで光が揺れていく設計が
完成しているこちらの逸品。 まずフォルムは、いわゆるオペラシューズのように甲を深く覆うスリッポン型になっている為、紐靴のような主張が生まれず、足元が静かに整う一方で、トウにだけ装飾が集中しているので、視線は自然と前方へ導かれ、シンプルな装いでも一歩目からムードが立ち上がりますね。 アッパー素材は微細な毛並みを感じさせるスエード調の質感に見え、光を吸う面が土台になることでスパイクの反射が過剰にギラつかず、近づくほどに粒の立体が分かる抑制の効いた華やかさとして成立している点が、ルブタンらしい品のある挑発と言えます。 スパイクは、トウの外周から中心へ向けて密度が高まり、粒の大きさも段階的に変わっている為、単なる敷き詰めではなくグラデーションとして陰影を作り、黒の面に奥行きを与えながらシルバーの煌めきへ着地する流れがとても美しく、夜の光源を拾うための計算がきちんと見えます。 縁には細いパイピングが巡り、開口部のラインがシャープに保たれることで、履き口がだらしなく開かず、足の甲の見え方が端正に整うのも嬉しいところで、ソールは象徴であるレッドがしっかり主張しつつ、前足部にラバーの滑り止めが入っている為、実用面の安心感も確保されていますね。 年代については、箱ラベルに記載された品番の先頭が121である点が決定的で、ルブタンの近年のコード規則において121が2021年春夏を示すため、視覚的な仕様と矛盾なく2021年SSのピースとして信ぴょう性を担保できます。 一点、靴底のサイズ刻印が41 1 2である一方で、箱ラベル側が別表記になっていることから箱は本来のペアではない可能性があり、さらにヒールの接地部には修理店で用いられる汎用の補修パーツが確認できる為、ここは状態として正直に把握して頂きたいポイントですが、その上でトウの設計と装飾密度が生む完成度は揺らがず、MOODのスペシャルコレクションとして十分に説得力があると言えます。 スタイリングとしては、テーラードジャケットとスラックスで輪郭を端正に作り、足元だけに夜の光を差し込む合わせが最も美しくまとまりますし、ミニマルなコートやロングジャケットの裾から覗かせて、歩くたびにトウの粒が反射するリズムを装いの一部として扱う着方もおすすめです。 是非この機会に。