✦ Verified product
"Alexander McQueen" 10’s black stone signet ring
JPY 49,800.00
MOOD
Verified independent store
→
英国的なテーラリングの端正さに、ゴシックなロマンティシズムと反骨の精神を重ね合わせ、装いを単なる美しさではなく意志の表明へと昇華してきたAlexander McQueenより、指先で静かな緊張感を語れる逸品をご紹介致します。 肉厚なゴールドカラーメタルで構築されたボリュームのあるフォルムに、漆黒のストーンを大粒で据えることで、光と影のコントラストが明確に立ち
上がっているこちらの逸品。 トップのストーンは多面的なファセットカットが施されている為、黒でありながら沈み込まず、角度によって硬質な反射が走ることで、ジュエリーとしての存在感が過度に華美にならずに成立していますね。さらにベゼルにはALEXANDER McQUEENのレタリングが浮き彫りで刻まれており、装飾を足すのではなく、輪郭そのものに言葉を刻み込む設計になっている為、ブランドの世界観が直線的に伝わってきます。 アームは指に向かって自然に絞られる立体的なラインで作られており、重厚感がありながら装着時の収まりも考えられている為、シグネットらしい迫力と日常での扱いやすさが両立していますし、表面に見られる微細な擦れが鏡面のゴールドに柔らかな陰影を与えることで、むしろ質感に奥行きを足しているのが魅力と言えます。 内側にはALEXANDERとMCQUEENの二段組み刻印が入り、さらにQの中に意匠を含む旧ロゴが確認できる為、目に見えない部分でもブランドの署名が丁寧に成立している点が嬉しいところですね。加えてMADE IN ITALYの刻印が入っていることで、造形の滑らかさやエッジの出し方にイタリア製らしい精度が宿り、ゴールドコーティング特有の艶やかな面の美しさが際立っています。 推定年代については、内側刻印に旧ロゴであるQ内の意匠が採用されており、2018年以降に見られるよりミニマルなロゴ仕様とは一致しない為、2019年以降の個体である可能性を棄却できますし、ベゼルにブランド名を直接浮き彫りで入れるデコラティブな様式と、二段組みの刻印構成がサラ バートン期の2010年代中盤のアクセサリーラインと整合する為、2011年から2017年頃のレンジとして信ぴょう性高く位置付けられます。 伝統的なカレッジリングやシグネットリングの文脈を借りながら、黒い石の静けさとレタリングの圧を組み合わせることで、メメント モリの精神を現代の装いへ落とし込んでいる為、甘さのないエレガンスを求める方や、装飾を増やさずに意志の強さだけを足したい方へ特におすすめですし、リング一つで手元の空気を引き締めたい場面にも頼りになりますね。 スタイリングとしては、テーラードジャケットや端正なシャツを軸にした装いへ一点だけ差し込み、手元に緊張感を作る合わせ方が美しく映りますし、もう一つはレザーアイテムやミニマルなコートと合わせて素材の艶を呼応させることで、マックイーンらしいダークロマンティシズムを控えめに滲ませる着地も叶います。 是非この機会に。