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“GUCCI” 90’s-00’s Sheer velvet trimmed silk blend stole
JPY 62,800.00
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1921年にフィレンツェで創業し、クラシカルな乗馬文化を背景に持ちながら、時代ごとに官能性と知性を交差させることでラグジュアリーの輪郭を更新してきたGUCCIより、トムフォード期らしい艶やかな緊張感を宿した素材使いが美しい逸品をご紹介致します。 透け感のあるブラックのシアー生地に、ベルベット調のラインを波打つように重ねることで、軽やかさと重厚感の対比が静かに
際立っているこちらの逸品。 ベースにはシルクとレーヨンによる薄手の生地が用いられており、空気を含むように柔らかく揺れる質感が特徴で、光を通す部分と影を濃く落とす部分の差が非常に美しく、身体に纏った際には布の重なりによって奥行きのある陰影が生まれますね。 縁取りと中央を横切るベルベット調の装飾は、直線的なボーダーではなく緩やかな波のように走っており、その有機的なラインがシンプルな長方形のストールに動きを与え、羽織った際には肩から腕へ自然に流れるようなドレープを作る為、ただの装飾ではなく着用時の見え方まで計算されたデザインと言えます。 また、右下には同系色でGUCCIのロゴが控えめに配されており、強いブランド主張ではなく素材の陰影の中に溶け込むような見え方になっている為、トムフォード期のGUCCIが持つグラマラスな空気を感じさせながらも、過度に華美へ傾かない大人のバランスが保たれています。 特にこの個体の魅力は、シフォンのような透ける軽さとベルベット調の濃密な艶が同じブラックの中で共存している点で、黒一色でありながら光の角度によって表情が変わり、装い全体に静かな色気と奥行きを添えられることにありますね。 年代については、品質表示にGUCCI、50% SETA、50% RAYON、MADE IN ITALYの記載が確認でき、QRコードやデータマトリクス、URLを含む近年型の長い多言語表示が見られない点に加え、ミニマルなロゴ配置とシアー素材にベルベット調の装飾を重ねる構成が、1990年代から2000年代のトムフォード期GUCCIが打ち出した官能的なミニマリズムと重なる為、その時代性を備えたアーカイブピースとして捉えられます。 大判のストールとして肩にかけると、ベルベット調の縁が輪郭を引き締め、首元へ軽く巻くと透ける生地が柔らかなボリュームを作る為、イブニングの装いだけでなく、日常のスタイルに少しだけ緊張感を加えたい場面にも自然に馴染みます。 スタイリングとしては、すっきりとしたワンピースや端正なジャケットの上から肩に掛けることで、シアーな揺れとベルベットの重みが加わり、ドレッシーでありながら日常にも落とし込みやすいバランスに仕上がります。あるいは、落ち感のあるブラウスやウールパンツに合わせ、首元へラフに流すことで、性別を問わず静かな色気とモードな余韻を添えられる逸品となっております。 是非この機会に。