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"JW ANDERSON" 2019-2021 cylinder heel ankle tie leather shoes
JPY 39,800.00
MOOD
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ロンドンの知性と遊び心を軸に、日用品のかたちを彫刻のように再構成しながら、現代のエレガンスを更新してきたJW ANDERSONより、足元そのものを造形として成立させる逸品をご紹介致します。 アンクルタイの柔らかさに、金属の円柱ヒールという構築的な緊張感を重ねたデザインであるこちらの逸品。 まず目を奪われるのは、ヒールに採用された巨大なシリンダー型のメタルパー
ツで、通常なら隠すべき構造をあえて主役に据えることで、歩く所作そのものに彫刻的な存在感を与えてくれますね。 鏡面に近いゴールドの反射が、黒のレザーと対比して輪郭を際立たせる為、装飾を盛らずとも一瞬で空気が切り替わるような強さが生まれています。 アッパーはしなやかなナッパレザーで構成されており、張りのある表面が足の甲に沿いながらも硬さを感じさせにくく、履いた瞬間に自然な馴染みが出る質感が魅力です。 甲は深くV字にカットされている為、足元の抜けが生まれつつ、視線が縦に流れて脚のラインが綺麗に見えますね。 つま先はポインテッドに寄せたスクエアトゥで、クラシックなパンプスの品を残しながら、角のある輪郭でモードな緊張感を加えている点が上手く、ただ尖らせるのではなく現代的なバランスへ整えているのが印象的です。 さらに足首には太めのスエード調レースを巻き付ける仕様となっており、結び方で表情を変えられる為、服のムードに合わせて甘さと強さの比率を調整できるのもこのモデルならではの付加価値と言えますね。 バレエシューズのようなアンクルタイという古典的な要素を持ちながら、ヒールだけは建築物のように冷静で、過去と未来が同居する違和感がJW ANDERSONらしい魅力として機能しています。 年代は2019年から2021年頃と捉えるのが自然で、アウトソールとインソールに刻まれたJW ANDERSONの現行タイポグラフィが刷新後の仕様である点に加え、ブランドを象徴するシリンダーヒールが2010年代末から2020年代初頭の定番意匠として展開されている為、根拠の整合性が取れていますね。 イタリア製の刻印と仕上げの端正さも相まって、アートピースのような造形を実用品として成立させる、ジョナサン・アンダーソンの手腕が素直に感じられる一足です。 注意点として、ヒールのメタルは傷が表情に出やすい素材の為、移動時は段差や床との接触に少しだけ意識を向けていただくと、輝きを長く保ちやすいです。 そのひと手間すら、工芸的なオブジェを扱うような感覚として楽しめる方に特に刺さるモデルと言えますね。 スタイリングとしては、シンプルなジャケットとスラックスのように構造の綺麗な装いへ合わせることで、足元の彫刻性が際立ち、全身の完成度が一段上がりますね。 また、ミニマルなワンピースやロングスカートのように面で見せるアイテムと組み合わせると、アンクルタイの柔らかさが動きを添え、モードでジェンダーレスなバランスにまとまります。 是非この機会に。