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“JIL SANDER” 10's button detailed wool knit cardigan
JPY 46,800.00
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1968年のブランド設立以来、装飾に依存することなく素材やシルエット、構築そのものによって洗練を表現し、ミニマリズムという美意識を現代ファッションへ定着させてきたJIL SANDERより、端正なニットウェアへ大胆なボタンディテールを落とし込んだ、デザイン性の高い逸品をご紹介致します。 滑らかなブラックのニット地を基調に、身体へ自然に沿うコンパクトなシルエット
と、フロントから両袖にかけて連続して配されたボタンによって、シンプルな佇まいの中へ明確なリズムを生み出しているこちらの逸品。 首元には緩やかなカーブを描くクルーネックを採用しており、装飾を削ぎ落とした輪郭によって顔周りを端正に見せながら、中央には小振りなブラックボタンを縦方向へ配することで、ニット特有の柔らかな表情へシャープな軸を与えています。 特に印象的なのが、前立てだけでなく両袖の内側から袖口まで複数のボタンを連続させたディテールで、ブラックのボディと同色で統一することにより、装飾性を持ちながらも全体のミニマルな印象を損なわず、光を受けた際にのみボタンの艶が浮かび上がるような、JIL SANDERらしい抑制の効いたデザインへ仕上げられています。 袖は細身かつ長めに設計されており、腕に沿って連なるボタンが縦のラインを強調する為、正面から見た際にはすっきりとした印象を保ちながら、横や後ろから見ることで初めて意匠の存在が際立つ構成となっています。大きなロゴや柄を使わず、着用する角度によってデザインの見え方を変化させている点には、このアイテムならではの付加価値がありますね。 身頃は過度なボリュームを持たせず、肩からウエストへ自然に沿う端正なパターンとなっている為、ニットでありながらカーディガンとジャケットの中間のような緊張感を備えており、前を留めて一枚で着用した際にはクリーンなトップスとして、開けて羽織ることでより柔らかなレイヤードアイテムとしてもお楽しみいただけます。 品質表示には型番 JSPN754054 が確認でき、同型番は2018年頃のJIL SANDERのニットとして流通記録が確認できる為、本品も2018から19年頃の逸品に位置付けることができます。国内タグにはオンワードグローバルファッションの表記が残されており、この時期の日本国内流通背景とも整合しています。 この年代ははLucie MeierとLuke Meierによる体制下にあたり、ブランドが長く培ってきたミニマリズムを基盤としながら、素材の質感やプロポーション、さりげないディテールによって現代的なニュアンスを加えていた時期でもあります。本品に見られるボタンの反復も、装飾そのものを主張させるのではなく、構造の一部として取り込むことで静かな違和感を生み出しており、JIL SANDERらしいデザイン思想を感じていただけますね。 ブラック一色でまとめられている為、第一印象は非常に端正でありながら、近くで見るほど袖口まで連なるボタン使いの存在感が際立ち、ベーシックなニットでは物足りない一方で、過度に装飾的なアイテムは避けたい方へ特に手に取っていただきたい逸品です。 スタイリングとしては、センタープレスのスラックスやロングスカートと合わせてシルエットをすっきりとまとめるほか、ワイドパンツやロングコートの内側へ取り入れることで、袖のディテールをさりげなく覗かせたモードな着こなしもおすすめです。装飾性を抑えたレザーシューズや端正なバッグを添えることで、JIL SANDERが持つ静かな緊張感を日常の装いへ自然に落とし込んでいただけますね。 是非この機会に。