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“TIFFANY & CO.” 90’s-00’s Peretti sculpted crucifix pendant
JPY 72,800.00
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1837年の創業以来、ニューヨークの洗練を日常の所作へ落とし込みながら、ジュエリーを装飾ではなく文化として磨き上げてきたTIFFANY & CO.より、彫刻のような静けさを胸元に宿す逸品をご紹介致します。 十字架という普遍的なモチーフを、直線ではなく有機的な曲線で捉え直し、キリストの受難を象徴のままに留めず身体性のある造形へ変換した、Elsa Peretti
の思想が素直に表れているこちらの逸品。 まずペンダントは、横木がわずかに丸みを帯びた量感で設計されている為、光を受けた時に面が硬く反射せず、鈍い艶が奥へ沈むことで彫りの深さが際立ちますし、そこから下へ伸びるボディは不均一なうねりを持たせているので、固定化されたシンボルとしてのクロスではなく、呼吸するような緊張が残るのが美しいですね。 さらにチェーンは細身のアズキで、主張を抑えた線がトップの造形を邪魔しない為、胸元に置いた時の余白が綺麗に整い、モチーフが浮き上がるように見えるバランスが完成されています。 刻印はペンダント裏面にTIFFANY & CO.と© Elsa Perettiに加え925 SPAINが確認でき、留め具付近にも925の刻印とSPAINおよびPERETTIの表記が揃っている為、デザイナーと生産背景が物理証拠として明快に繋がる点が安心感になりますね。 年代については、Perettiラインでスペイン製の925表記が主流として定着するのが1980年代後半以降であることに加え、チェーンに付属するプレートタグが現行の極端にシャープな仕様よりも厚みと丸みを残したプレス刻印の印象を保っていることから、1990年から2000年代前半のレンジとして捉えるのが信ぴょう性の高い見立てと言えます。 全体には銀特有の硫化が強く進行しているものの、これは古さの誇示ではなく時間の層としての魅力で、陰影が深まることで造形の起伏が読み取りやすくなり、Perettiが得意とする有機的モダニズムがより立体的に感じられるところが、この個体ならではの付加価値と言えますね。 日常への落とし込みとしては、宗教的な意味合いを前面に出すというより、彫刻作品を身に着ける感覚で取り入れると美しく、装いが静かな日ほど胸元に芯が生まれる為、ジュエリーで気配を整えたい方へ特におすすめの逸品となっております。 スタイリングとしては、シャツやミニマルなトップスにテーラードを重ねて胸元に少し覗かせると、都会的な端正さの中に有機的な曲線が差し込まれて、TIFFANYのモダニズムが自然に馴染みますし、もう一段ムードを出すなら、滑らかな素材のトップスやロングコートに合わせることで、硫化したシルバーの陰影が装いの奥行きとして効いてきますね。 彫刻的な造形と刻印の確かさで、時代を越えて手元に残る逸品となっております。是非この機会に。