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和歌山大莫小 | ワカヤマダイバクショウ フジボウテキスタイル / 令和繊維新 | Reiwa Fiber Restoration(スウェット)
JPY 51,920.00
Begin Market / BOYNA by LaLa Begin
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未来の糸/「ブリュード・プロテイン™ファイバー」採用フジボウテキスタイルは、洗ったり、染めたり、風合いや機能付与といった加工を行う整理染色工場です。編み立て同様、生地の出来を直接左右する重要な工程で、高い技術力は和歌山のニッターから絶大な信頼を得ています。縁の下の力持ち的存在ですが、本企画もフジボウテキスタイルがいなければ実現しませんでした。フジボウテキスタ
イルはスパイバー社が開発した人工タンパク質素材“ブリュード・プロテイン™ファイバー”の染色加工における第一人者です。同社の伊東康守さんにお話を伺います。──フジボウテキスタイルは以前から“ブリュード・プロテイン™ファイバー”の染色加工を研究されていたそうですね。伊東:A-GIRL'Sさんからお話をいただいて、スパイバーさんとチャレンジが始まったのが3年前。試行錯誤して技術を確立するのに1年ほどかかりました。そこからさらに発展して今という感じですね。── “ブリュード・プロテイン™ファイバー”は微生物の力を活用し人工的に作り出したタンパク質素材ですが、既存の繊維で似ているものはありますか?伊東:ソフトタッチでシルクやカシミヤに似ている部分もありますが、染色や加工方法は既存の動物繊維とは全然違いました。タンパク質なのでアルカリに弱く、染色すると固くなったり、温度も注意しないといけない。シルクやカシミヤは染色加工方法が確立されていますが、それとも違い非常に難しかったです。── 特に苦労したポイントは?伊東:ブリュード・プロテイン™ファイバーは生機(染色加工前)の段階では独特の柔らかさ、タッチがあるんです。コットンにシルクが混じったような。その風合いをどう残すかがポイントでした。── 今回ブリュード・プロテイン™ファイバーを使ったニッターは5社あり、一部の製品を除き全てフジボウさんが担当されました。ブリュード・プロテイン™ファイバーにおける染色加工のオーソリティですね。伊東:ウールやシルクのノウハウをベースに技術を確立していきました。温度管理や染料を研究して、前処理から染めまでが出来るようになりましたが、これは現時点でのベスト。ブリュード・プロテイン™ファイバーという素材にはまだまだ伸びしろがあり、完成ではないと考えています。── フジボウのプロダクトを教えてください。メインの糸はブリュード・プロテイン™ファイバー10%、コットン90%の20番手です。編みはオカザキニットさんにお願いしました。糸の良さを出すには定番の生地がよいと考え、Tシャツはオーソドックスな天竺、フーディは改造したシンカー編み機で吊り編みの風合いが出る3飛び裏毛にしました。どちらもブリュード・プロテイン™ファイバーが持つ独特のタッチを楽しんでいただけます。── 新素材を商品化するには様々な苦労があります。加工場にとっての意義はどこにあるのでしょうか?伊東:日本が発明した新繊維って昔はよくあったんです。それが出てきたことで染色加工や編み技術が飛躍的に向上しました。今、同じようにブリュード・プロテイン™ファイバーが登場し、間違いなくレベルアップしている。やったことがないことに挑戦していくのは、工場を続けていく上で非常に大事だと思います。環境負荷の観点からアパレル業界では今後、水を大量に使うコットンが使いにくくなります。ブリュード・プロテイン™ファイバーがコットンに代わる新素材としてドラスティックな”繊維維新”が起こる。そんな未来が来たら、このアイテムがその第一歩だったと歴史に刻まれるかもしれません。和歌山大莫小「未来の糸」について詳しく見る