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"GIANFRANCO FERRE" 90’s-00’s architecturally tailored three button wool blazer
JPY 29,800.00
MOOD
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建築的な構造計算をテーラリングへ落とし込み、モードを理性の美しさとして提示してきたGIANFRANCO FERREより、フェレ本人の美学が最も濃く息づく、端正な三つ釦ジャケットの逸品をご紹介致します。 一見ミニマルでありながら、着用者の輪郭を立体で整える設計となっているこちらの逸品。 まず印象を決めるのは、無理のない広さに整えられたラペルと、胸元から裾へ落ち
るフロントラインの素直さで、過度に主張せずとも、ジャケットという形式の完成度で佇まいを引き締めてくれますね。フロントは三つ釦のクラシックな構成となっている為、釦位置のバランスが上半身を縦に見せ、インナーを簡素にしても間延びしにくい点が魅力です。 肩周りは構築的に見せながらも硬さだけに寄らず、肩線から袖へ流れるラインが滑らかに繋がる為、動いた際の生地の追従が美しく、静かに品格が残りますね。身頃にはダーツによる絞りが効いており、ウエストの位置が曖昧にならないことで、ジェンダーを問わず身体の中心が整って見える設計です。加えてフラップのないスリットポケットが低く控えめに配されている為、視線が散らず、テーラード特有の端正さをより純度高く味わえます。 素材はウールを基調に、裏地にはレーヨンが用いられている為、表面は落ち着いたマットさで品良くまとまりつつ、袖通しは滑らかで、日常の着脱もストレスが少ない仕様です。黒地に白の刺繍織りで入るメインラベルは、FERREの文字を強く際立たせる当時の様式で、さらにラベル端がジグザグにカットされた仕様になっている点も、90年代のイタリア製重衣料に見られるクラシックな作法として気分が高まりますね。 年代背景としては1990年代後半から2000年代初頭のレンジが最も整合的で、日本国内代理店表記がエルビス名義であることが当時の正規輸入背景を示し、加えて黒い織りラベルをピンキングカットで仕上げる仕様や、90年代に多く見られた感熱プリントの紙タグが確認できる為、この個体はフェレ本人がクリエイティブを直接統括していた円熟期のプロダクトとして信ぴょう性を確保できますね。ディオールでの経験を経た上で、自身の名を冠したメゾンで建築的シルエットを研ぎ澄ませた時期の空気が、過不足のない設計にしっかり現れています。 この逸品をおすすめしたいのは、派手なデザインで語るのではなく、仕立ての精度で印象を作りたい方で、仕事や食事などフォーマルに寄りすぎない場面でも、品格だけを自然に足したい方に最適です。MOODとしては、ジャケットを堅い正装としてではなく、日常の姿勢を整える道具として捉えることで、ラグジュアリーを生活へ馴染ませる提案ができますね。 スタイリングとしては、シャツやカットソーにスラックスを合わせ、上からこのジャケットを羽織るだけでも十分に完成しますし、気温に応じてロングコートを重ねることでフェレの建築的な縦のラインがより際立ちます。足元はレザーシューズやブーツで輪郭を締め、バッグはミニマルなレザーバッグを合わせると、性別を問わず端正さとモードの余韻が共存する逸品となっております。 是非この機会に。