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"LOEWE" 90’s-00’s gathered suede buckle shoulder bag
JPY 79,800.00
MOOD
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使用感有り 背面中央部分とフロント部分に小さな黒ズミあり 創業以来、スペインの老舗として培ったクラフツマンシップを礎にしながら、時代の空気を取り込みモードへと更新してきたLOEWEより、彫刻的な柔らかさをまとったスエードバッグの逸品をご紹介致します。 革を布のように扱う発想が端正な造形へ結実しているこちらの逸品。 本体はしっとりと毛並みが整ったシープスエード
が用いられている為、光を受けたときに面が均一に光るのではなく、起伏に沿って陰影がゆっくりと移ろい、持つだけで装いに奥行きが生まれますね。加えて、ギャザーをたっぷりと寄せたフォルムが硬さを排し、あくまでラグジュアリーのまま柔らかく崩れる表情をつくるので、クラシックなバッグの枠を超えた存在感が宿ります。 フロントを構成するベルトストラップと大ぶりなバックルは、視線の重心を一点に集める役割を果たしており、装飾を増やさずともデザインとして成立する強さが感じられます。そのため、ロゴの主張に頼らず、構造そのものを意匠として見せるロエベらしい美意識が伝わってきますね。 ディテールとして、フラップ先端やストラップにさりげなく配されたアナグラムの型押しが非常に効果的で、近年の分かりやすいロゴ演出とは異なり、触れた人だけが気づく程度の静けさでブランドを示しています。さらに、金具はメタルの冷たさだけで終わらず、スエードの柔らかな質感と並んだときに輪郭が引き締まるため、甘さへ寄らずモードへ傾くバランスが美しいです。 また、内装まで共革のようにスエードが贅沢に使われている印象があり、開いた瞬間に素材の密度が伝わるところも付加価値として大きいですね。裏地を隠して外観だけを整えるのではなく、触れたときの感覚まで含めてラグジュアリーを成立させる姿勢が、この年代のロエベらしさと言えます。 推定年代が1990年代後半から2000年代初頭となる根拠としては、シルバーのスクエアプレートに刻印されたミニマルなLOEWEロゴが挙げられ、従来のMADRID 1846を伴うクラシックな表記から刷新された後の意匠であることに加え、プレートの厚みや彫りの深い仕上げがナルシソ ロドリゲス在任期のレザーグッズに一貫して見られる特徴と整合します。さらに、ギャザーを強く効かせたソフトラグジュアリーの方向性と太いベルトストラップの組み合わせは、堅牢な構築美から柔らかな彫刻性へ舵を切った当時の流れとも一致しており、信ぴょう性を確保できる要素になっていますね。 このバッグが持つ意味合いは、素材の官能性を最大限に引き出しながら、造形をミニマルに抑えることで完成度を高めている点にあり、いわゆる華美な装飾とは違う方法でラグジュアリーを語れるところが魅力です。そのため、主張の強いバッグを避けたい一方で、きちんとムードは欲しいという方に特におすすめで、日常のスタイリングへ自然に落とし込みやすい逸品となっております。 加えて、スエードは経年変化が出やすい素材であるにもかかわらず、写真からは毛並みの乱れが強く見えにくく、角の印象も比較的整っている為、大切に扱われてきた背景が感じられますね。ヴィンテージとしての雰囲気を楽しみながらも、実用品として持ち出しやすいという点は、手に取るうえで大きな安心材料になります。 スタイリングとしては、ロングコートやテーラードジャケットにスラックスを合わせた端正な装いへ添えることで、ギャザーの柔らかさが程よい外しとして効きますし、シンプルなシャツにニットを重ねたミニマルなレイヤードへ合わせると素材の陰影が静かに際立ちますね。さらに、ワンピースやミディ丈のスカートに上質なアウターを合わせたスタイルへ落とし込むことで、性別を問わずエレガントかつモードな余韻を保ったまま、手元にだけアーカイブの深みを足せる逸品となっております。 是非この機会に。